がれきの広域処理 安全より利権?
Ø 「除染とがれき受け入れ問題は、利権以外の何ものでもない」(岩上安身IWJ 3月14日朝日キャスター二ユース)
Ø 「陸前高田しないに瓦礫処理専門のプラントを作れば、自分たちで、何倍ものスピードで処理できると考え、県に相談したら、門前払いのように断られた」(陸前高田・戸田市長)
Ø 国のがれき受け入れ広告費
· 2011年度は9億円;博報堂に支払った9億円のうちマスコミを使っての2億円の使い道は、福島でテレビ・ラジオ・毎週の新聞広告、3/6の朝日新聞の広告、1/21福島でのシンポジウム、3/8東大・環境省・博報堂のシンポジウム
· 国の2012年度予算は9億円 博報堂が受注
· 2012年度は、除染広告15億、がれき受け入れ広告も15億円
Ø 瓦礫処理は巨大公共事業
· 23年度災害廃棄物処理事業費 3519億円
· 26年末までには、1兆700億円
Ø 国から復興予算ががれき受け入れ自治体に流れてくる
Ø がれき処理は、金になる
Ø 復興増税10.5兆円 2013−2034年までの国民の税金負担
Ø 「広域処理が進まないから、復興が進まない」は嘘
Ø 震災がれきの80%は被災地で処理、20%のみ広域処理
Ø 震災がれき処理単価は、輸送費等も入れると、広域処理が遥かに高くつく
Ø つまり、利権がらみの政治家と廃棄物処理業者の一部を儲けさせるために、国民の税金を無駄遣いして、放射能を全国に拡散する
Ø 瓦礫処理事業を受注する鹿島建設 役員に石原知事元秘書」石原知事と事業者の不透明な関係 (週刊金曜日2月24日号)
Ø 田中康夫議員のコメント 「因(ちな)みに東京都に搬入予定の瓦礫処理を受け入れる元請け企業は、東京電力が95.5%の株式を保有する東京臨海リサイクルパワーです。
これぞ産廃利権! 仙谷由人氏と共に東電から献金を受け(朝日新聞1面既報)、父君が北関東の産廃業界で重鎮の枝野幸男氏、同じく東電が重用する細野豪志氏」 http://www.nippon-dream.com/?p=7297
Ø 仮説焼却炉の選定、運用ミスによる事故も起きている
Ø 有害物質・放射性物質の分別ができるのか、不確実
Ø 最終処分場の排水から基準値を遥かに超える放射能物質が検出
Ø 全国の処理場で、放射能廃棄物の焼却に対応できる設備は少ない
Ø 放射能廃棄物焼却により、低線量被曝の危険地帯が拡大する
Ø 8000Bq・kgの安全基準の根拠が不明 福島事故前の基準は100Bq/kg
Ø 放射性廃棄物の最終処理場が決まっていない
Ø 放射性廃棄物の焼却灰には、放射能が高度に濃縮され、その管理は長期に及び、津波がれきの塩による焼却炉の劣化の問題も
参考資料
· ストップ!放射能汚染がれき首都圏ネットワークによる「放射能拡散させ復興予算奪う、広域がれき受入・焼却のの即時中止を求める緊急記者会見 http://the-news.jp/archives/10999 2012/3/14
· 国交省下水汚泥の放射能測定結果
· 2012年度の震災瓦礫処理と除染予算 3兆2500億円
http://www.nikkei.com/access/article/g=9695999693819481E0E1E2E0818DE0E1E3E0E0E2E3E397E3E2E0E2E2 (日本経済新聞2011/12/24)
· 細野環境大臣 「がれき受け入れ拒否は被災地切り捨て」3月11日 フジテレビ http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00218973.html
· 朝日新聞3月6日朝刊 福島を除く全国でがれき受け入れ広告掲載
· 田中優講演 「汚染がれきを地元で処理することを被災地元が求める」
· ベラルーシのユーリ・バンダジェフスキー博士 3月11日那覇講演
「がれきの移動は危険。安全な野菜を作る場所が必要」 http://logsoku.com/thread/uni.2ch.net/newsplus/1331521284/
· 岩手県岩泉町長「がれき処理遅くても良い 地元で処理した方が雇用が発生する」2月29日朝日 http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001202290001
(上記のサイトは、アクセスできませんので、以下に貼付けました。)
【伊達勝身・岩泉町長】「現地からは納得できないこと多い」
「被災した小本地区の移転先は、駅周辺を候補に用地交渉をしてい
る。近くに三陸沿岸道のインターがあり、交通の要衝だ。昨年11月、用地買収に向けて価格設定をしようとしたが、国から待ったがかかった。沿岸道の用地買収に影響するという。県もバラバラに進めると混乱するという。そんな調整で2カ月遅れた。被災者には申し訳ない。現場からは納得できないことが多々ある。がれき処理もそうだ。あと2年で片付けるという政府の公約が危ぶまれているというが、無理して早く片付けなくてはいけないんだろうか。山にしておいて10年、20年かけて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する。もともと使ってない土地がいっぱいあり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこにあるのか。」
(泉 2012/3/16)
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