9.22 原子力安全に関するハイレベル国連会議と同時開催
福島原発震災現状報告会 in ニューヨーク
カンパ呼びかけ
9月22日、「原子力の安全性に関するハイレベル会議」が、ニューヨークの国連本部で開催されます。IAEAを含めた国連機関と多くの各国政府は、福島第一事故以後も、あくまで「安全な原発が存在する」という前提のもとに、「福島の事故を教訓に、原発の安全性のより一層の確保に努力する」という立場をとっています。
3.11から5か月以上もたった今、日本政府は福島の事故により、広島の原爆の168.5倍の放射性セシウムがばらまかれたと発表しました。ジャネット・シャーマンは、原発一機が爆発すると、地球の半分が放射能で汚染されると警告を発しています。今、私たちが体験しているのは、正にこのことです。
そして、3.11以後、世界中で脱原発のうねりが盛り上がる中、福島原発震災当事国の日本で、8月17日、ついに、福島の事故以来、世界で初めて動かされる原発が出たのです。北海道の泊3号機がそれです。福島の事故などまるでなかったかのように、福島事故以前の旧安全指針をもとに、泊3号機営業運転再開が強行されました。
各国政府の首脳たちが、国連で「原発の安全性を高めよう」と議論するその会議に平行して、事故から6か月後の日本の原発震災の現状、特に子どもたちの被ばくの問題、放射能汚染の広がり、実質上原発推進政策を続けている日本政府の実態を報告するとともに、世界が福島から学び、原発のない世界を共に作っていくその新たな一歩を踏み出したいと思います。ワシントンとニューヨークでは、アメリカの脱原発、人権問題、環境団体と会議を持ち、記者会見を行ない、現状を訴えたいと思います。
訪問団のメンバーは:
- 佐藤幸子 (子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク;元有機農業者)
- アイリーン 美緒子 スミス (グリーン・アクション)
- 泉かおり (Shut泊)
- 安斎由希子 (Shut泊;現有機農業者)
つきましては、訪問団の訪米のためにカンパを募ります。ご協力をお願いします。
2011年8月27日
Shut泊 泉
連絡先:09026951937
振込先:Shut泊 ゆうちょ銀行振替口座 02720-5-79991
(「9.22米報告団派遣費カンパ」と明記してください。)