2012年6月6日水曜日

2012年6月7日 「民主党北海道として拙速な大飯原発再稼働を全力を尽くして止めてください」


民主党北海道                      
緊急要請書
民主党北海道として拙速な大飯原発再稼働を全力を尽くして止めてください

 16万人の原発事故による被災者を生み出し、子どもたちを高濃度の放射能汚染にさらし続け、事故後一年以上もたった今も、被災者への賠償は遅々として進んでいません。福島1、2、3、4号機の安定確保も未だ見通しが立たず、6月5日には、4号機の冷却装置が停止しました。こうした中で、大飯原発再稼働はありえません。6月5日、民主党国会議員117名による大飯再稼働への慎重な判断を求める署名が、野田総理に届けられました。これは、民主党内部で再稼働に関する十分な議論がされておらず、安全性の確保もないままに再稼働が強行されようとしていることに、民主党内部から多くの抗議の声が上がっていることを示しています。
以下、大飯原発再稼働にむけて、しゃにむに突っ走る野田政権に対する福島の女たちからの呼びかけです。

「フクシマの子どもたちの悲鳴が、霞が関には届かない。フクシマの女たちの叫びが、官邸には聞こえていない。フクシマの悲しみが、野田首相には伝わらない。
フクシマの大飯原発再稼動を、みんなで止めるしかない。未曾有の福島第一原子力発電所事故を招いた責任を東京電力とともに責任を負うべき国に、もはや原子力発電所の再稼動を認可する資格はありません。広大な放射能汚染地域の住民、特に子どもたちの命と健康を守ろうとしない国に、原子力発電所の安全性を保証する資格はありません。」

福島の女たちのよびかけに答えて、私たちは民主党北海道に以下、要請します。
1.        「脱原発依存」を掲げる民主党の具体的な政策の工程表を示してください。
2.        道民の意思を反映せず、署名を行わなかった下記の国会議員各自に対して、何故、署名しなかったのかに関して、道民への説明を求めます。
3.        道民の7割が「脱原発」あるいは「拙速な原発の再稼動に反対」です。道民の付託を受けた道選出国会議員として大飯再稼働を止めるために、民主党北海道として全力を尽くしてください。
2012年6月7日
野田首相の拙速な大飯原発再稼動に反対する会・北海道一同
(連絡先 TEL: 09026951937  FAX: 011-82603796)