2011年7月23日土曜日

福島のためにも泊3号は動かせません

■6月5日の札幌講演で、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」
の佐藤幸子さんは、「福島の事故があったために、全国のそして世界中の
原発を止められたと、福島が感謝されるように、そして、それによって、
福島が再び 福の島ーしあわせの島ーになれるように、皆さん、泊の原発を
止めてください。私たちは、福島のことで精いっぱいで、泊を止めることは
できません、私たちのためにも泊を止めてください。」 と呼びかけました。

6月18日に札幌へお子さんと二人避難された方は、「わたしたちは、
何もかも捨てて放射能から逃れて北海道まで逃げてきました。
でも、その北海道にも泊原発があることを知りました。泊で事故があったら、
いったい私たちはどこに逃げたらいいのでしょうか?
ぜひ、泊を止めてください。」とアピールしました。

泊3号機が、福島第一原発事故以来、全国で最初に営業運転に入る原発に
なることは、何としても止めたいと思います。

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■グリーン・ジャパンのアイリーン・スミスさんからのメッセージ
本日7月19日、子どもたちを放射能から守る福島ネットワークとその支団体は
コラッセ福島(福島県福島市)で、原子力災害現地対策本部と交渉を行いました。
佐藤幸子さんは事前に集めた福島県民の尿を現地対策本部に渡し、
「子ども全員の尿検査をしてください」と分析を迫りました。対応した
佐藤暁室長は「受け取る立場にない」と尿の受け取りを拒否しました。

交渉中、「子どもの成長に大切な、日光を浴びること、草花を摘むこと、
虫を取ることをさせられない親の気持ちがわかりますか。
子どもと私は避難します。夫はローンのため、避難する子どもと私の
生活費を稼ぐために福島に残ります」と参加者が号泣しながら訴える
場面もありました。

拡大を続ける福島の原発被害。震災から4か月以上が経過してもなお
被災者が増え続けています。
原発は人間の手では制御できるものではないことを、私たちは大きな
犠牲のもとに学んでいます。
こうしたことを二度と繰り返さないためには、全ての原発を速やかに
停止することが必要です。
そして原発による被災者を出すような社会の在り方を変えるために、
市民として活動を起こす必要があると考えています。

「泊3号機の営業運転を止めるためのアクション」のお知らせです。
ご賛同いただければ、ご参加や情報拡散をお願いします。

■「泊3号機の営業運転を止めよう」札幌デモ
・日 時:7月24日(日)13:00集合 13:30開始
・集合場所:札幌大通り公園 3丁目集合
・好きなメッセージボートを手に、
泊3号機の営業運転開始を止めるために、一緒に歩きましょう。
・申込みは不要です。直接集合場所にお越しください。
・お問い合わせなどは、直接に
泉(kaori-izumi@ta3.so-net.ne.jp)まで。

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■街頭宣伝 今週毎日 12:30-13:00 大通4丁目
・ほっかいどうピースネットの呼びかけで、12:30から13:00まで、
大通り4丁目で、「泊3号機の営業運転開始を止めよう」をテーマに、
街頭宣伝を始めました。
・まずは、今週いっぱい、毎日やります。
お昼休みに、是非様子を見にいらしてください。

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■道庁前座り込み 21日から
・枝野官房長官の「泊3号はすでに稼働中」の発言を受けて、急遽、21日から道庁北門前にて、座り込みに入りました。
ほっかいどうピースネット、市民自治を創る会、Shut泊、
その他の多くの団体がよびかけ、参加しています。

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